2016年10月06日

昭和初期の女学生をモチーフにした妙な漫画<14>

昭和初期女学生まんがpage14.jpg
ヘンテコ女学生漫画14ページ目です。前回は⇒こちら

うーん…それにしてもやはり漫画描くのって難しいですね。

むか〜し、なんかの漫画雑誌の巻末に掲載されていた
新人漫画賞に応募してきた人に対する批評欄に、
「ページよって登場人物の顔が違うので
同一人物に見えないときがあります。もっと練習しましょう。」
って書いてあったのを覚えています。

たしかに、人物の顔をいつも同じように描くって難しいわ。
特に、絵柄が安定しない私みたいなヤツにとっては…。

相変わらずひたすらローテクで点描とかカケアミしています。
いちばん下段の点々はちょっとイライラしました。


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2016年10月03日

なぜ人は歳を取ると鮮やかさを失うのか…。

アンニュイな少女たち.jpg
なんとなくカラーが描きたくなったので、
瑛子さんと瑞保さん(←お姉さま)を描きました。
オリキャラをこういう風に愛でるって恥ずかしいな…。

顔はアナログで背景はデジタルです。

話は変わりますが…なぜ人は歳を重ねると
純粋さと魂のみずみずしさをを失ってしまうのでしょうか。

たとえば…『君の名は』という映画がヒットしたようですが…
なんというか、まぁ、観てないんですけどあらすじは知っています。
ああいったキランキランした鮮やかな美しすぎる作品は…もう…
物理的にも精神的にも眩しすぎて直視できません…。目が破裂しちゃうわ。

入れ替わりの物語で少女と少年の美しいやり取りのある物語のようですが、

「若い男女が入れ替わりね〜ふ〜ん…入れ替わった女の子が生理だったらどうするんだろ」
「最後に大人になって出会うらしいけどその後どーすんの付き合うの?結婚?」
「ドラマチックなことがあって一時的に盛り上がって付き合う人ってわりとすぐ別れるよね〜」

…など、いらんことを考えてしまうくらい
私は陰険で純粋さの欠片もない超ひねくれた大人になってしまいました。
(たぶん、観たら観たで感動して泣いちゃうと思うけど。笑)

ファンタジーなんだから、フィクションなんだから、
細かいことを考えてはいけない…とわかっているはずなのに考えてしまう…。
元々子供のころからどっか冷めた人間でしたが、歳を重ねるごとにひどくなっていってます。

私ほどひどくなくても、人ってのはそういうもんですよね。
「10代の頃はあんなに夢中になったのに…今はそんな情熱ないなぁ」ってのは
誰でも思い当たるフシがあると思います。

例えば『ワンピース』とかも、10代の頃は純粋に楽しんで読んでいたけど、
惰性で20代30代になっても買って読んではいるものの、
「こんなにうまくいくわけねーよな〜」とか
「狭い船の中でこんな個性的な人間がたくさん集まるなんて人間関係めんどくさそうだな〜」とか
「てか作者は何百億何千億と稼いでるんだろうな〜俺はブラック企業で働く安月給なのに…」とか
無意識的にあれやこれやといらんことを考えてしまい、
10代のころほど純粋に読めなくなっている人は居るのではないでしょうか。

もしくは「べつにいらんことを考えて冷めたわけじゃないけど、
なんとなく以前のような好奇心や興奮は失った」という人も多いでしょうね。

自分の両親や祖父母を見ていても、情熱をもってなにかに没頭している様子なんて
いまだかつて見たことがありません。
書道とか読書とか、そういった落ち着いた趣味を落ち着いてやっている姿は見ますけどね…。

さらに、「あらゆることに冷める」「鮮明さ・鮮やかな好奇心を失う」ってのはですね、
これは「受け手側」だけではなく、「発信する側」も同じなわけです。
とくにクリエイティブな世界ってのは若さが命で、
若いうちは技術はないんだけど、生み出すものの鮮やかさがすごいんですよ。

年季の入った桑田佳祐ファンである私のいとこから聞いた話なんですけど、
桑田氏はある日ラジオで「どんなに頑張っても若いときにつくった曲以上のものはもう作れない」
というようなことを言っていたそうです。また、「昔はギターを弾きながら作曲したけど
最近の人はコンピュータで色々やりながらつくるからもうついていけない(笑)」
みたいなことも言っていたようです。

また、御年103歳の女性の美術家である篠田桃紅大先生が以前テレビで
「歳をとるっていうことは色々なものを失うことだけど、
それでも年をとることで何か得られるものがあるのではないか…と思って活動している」
みたいなことを仰っていました。

そういやマツコ・デラックスが以前テレビで
「この歳になると美味しいものを食べることくらいしか楽しみがないわよ」
と言っていたことも、結局は「そのくらい色々なことが純粋に楽しめなくなっている」
ということの表れなのではないでしょうかね。
とくに、マツコのような皮肉屋さんってのは冷めてますよね。
私も皮肉屋で批判屋だからわかるのですが、物事を客観的に見ちゃう癖がある人ほど
そういった境地に達するのが早いような気がします。

ときめきも、鮮やかさも、魂の純粋さも、全部すり減っていくよ。。

なんだかね。
哀しいね。


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2016年09月30日

昭和初期の女学生をモチーフにした妙な漫画<13>

昭和初期女学生まんがpage13.jpg
昭和初期女学生漫画13ページ目です。前回は⇒こちら
1段目ですが…色々と描きこんでいるうちに後戻りが出来なくなって、
ガチャガチャ描きまくったら妙に禍々しいコマになってしまいました。

当時はまだ映画のことを「活動写真」と言っていたようです。
そして、西洋の活動写真に熱をあげるような少女は
先生の目から見ると不良少女だったようです(笑)
『女學生手帖』には当時の雑誌で行っていた「身の上相談」が紹介されているのですが、
その相談者(女学生)と回答者(先生)とのやり取りの中からもその様子が伺えます。
先生の回答のなかに“活動写真”というフレーズが出てくる箇所を書きだしてみました。

(キスについての相談で…)
キッスなんかということは第一衛生的に良くありません、
そのために結核が感染したりその他の病気がうつったりすることは随分多いことです。
たとえ婚約者の間でもあんな非衛生的なことはやってはならないと思います。
活動写真やその他に影響された外国人の悪習などまねるのは
猿真似にも等しい愚かなことです。断然おやめになることをおすすめします。
<p97より抜粋>

(脅迫の手紙についての相談で…)
活動写真にかぶれている不良の間には常識で判断できないようなことを
平気でやってのけるものもありますから充分に気を付けてください。
<p100より抜粋>


それにしても、当時は若い女性(特に女学生)の単独行動って
どの程度のもんだったのでしょうかね…?

NHKの朝ドラで『おひさま』ってのがありました。
観てないので詳しくは知らないのですが、戦前の女学生の描写も出てきたようです。
その中で…Wikipediaによると

女学校へ進学した陽子は、やがて生涯の友となる2人の級友と出会う。
校則で禁じられている飴屋への寄り道をして語らい合ったり、
家族に内緒で隣町へ映画を観に行ったり、兄の親友に恋をしたりなど、
彼女たちと青春を謳歌する………

…と書かれています。ということは、意外と女学生であっても
あちこち動き回って大丈夫だったのかなぁ…と解釈しました。
まぁこの朝ドラはフィクションですけど…天下のNHKが時代考証を
ないがしろにするはずはない…と思うので参考にしました。

当時の吉屋信子先生の小説にも、
女学生が休日に一人で百貨店に買い物に行く描写がありますし。
なので、夜遅くでなければ、けっこう出歩くことはあったんでしょうね。

主要な移動手段は…なんだったんでしょうかね。
小説では電車(路面電車?)の描写が多いです。長距離の場合は汽車ですね。
バスに乗って移動した描写もたまにあります。

ちなみに、ベラ・ルゴシ主演の映画『魔人ドラキュラ』についての詳細は
こちらのWikipediaをドウゾ。
日本でも公開されていたようですが、実際どんな感じで、
どの程度の映画館で公開されていたのかはよくわかりません。。。

ベラ・ルゴシはドラキュラ役で有名になりましたがその後は落ちぶれてしまい、
晩年は史上最低の映画監督と言われるエド・ウッド監督の作品に登場しています。

エド・ウッド監督は…最近はネットで「Z級映画の監督」として有名?になってますね。
独特な…色々な意味で凄いセンスの持ち主で…なんかとにかくすごい人です。
ティム・バートン監督はこのエド・ウッド氏を題材にした映画を製作しています。
その作品名はずばり『エド・ウッド』です。
私はこの作品が大好きです。色んな意味でクオリティーの高い作品だと思います。
涙あり笑いあり…じんわりとした感動?に浸れる映画だと思います。
興行収入はあまり良くなかったようですが…。

ちなみに、この作品では
若き日のジョニー・デップとサラ・ジェシカ・パーカーが共演しています。
ベラ・ルゴシ役の俳優もとても素晴らしいですよ。
ただ、この『エド・ウッド』を本気で楽しむためには、
プラン9・フロム・アウタースペース』という凄まじい映画を観ないといけません(笑)

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