公開記念ということで、しばらくジブリレビューをしてみたいと思います。
いや、前々からジブリレビューしようと思ってたんですよ。ふふっ。
とにかくジブリ大好きです。愛してます。
ジブリってほんっとに多くの人たちに愛されていますよね。
今まで生きてきて「ジブリが嫌いだ」などという人間には私は会ったこと無いです。
で、まずは『ハウルの動く城』からやりましょうかね。
この間日テレで放送されていましたね。
この作品は・・・かなり賛否両論を巻き起こしましたよね・・・。
欧米では、かなり批判もされたようです。
「アニメーション技術は高いが、単なるファンタスティックな絵の羅列に過ぎない」
とか言われてしまったらしいです。
うん・・・この作品は・・・なんていうか・・・私もよくわかりません。
ネットなどで色々な人の感想や批評をみてみたりもしましたが、
どの方もどう批評していいのか頭を悩ませているようでした。
酷評している方も多いですよね。
私もかなり悩んでいます。この映画は映画館で観ましたが、
観終わったあとはなんというか・・・ポカ~ンとしてしまいました(笑)
一体コリャなんだ・・・やけにちゅうちゅうとキスばっかしやがって・・・
この映画は一体なんだったんだろう・・・と悶々としましたよ。ええ。
原作が宮崎駿さんじゃないですし、そこからしてこの作品は謎ですよね。
どうしてこのお話をジブリで映画化しようと思ったのか・・・。
まぁ、とにかくこの作品を一言で表すならば「謎」ですな。
「つまらない」でも「おもしろい」でもなく、「謎」だと思います。
そしてテーマ?は「愛と戦争」ではなかろうか・・・と私は思いました・・・。
おそらく、宮崎駿さんは、この作品に色々なことを詰め込んだんだと思います。
単純に子どもが観ても楽しめるエンターテインメントだけど、
実はいろんな駿思想が見え隠れしている作品なんですよ。きっと。
おそらく、あえて説明を避け、観客側にさまざまな解釈をゆだねたんだと思います。
しかし・・・許せない点がありますよね・・・。
キムタクの声と、キスシーンがやたらと多いことです!!!!
キムタクは「キムタク」の印象が強すぎてすっごく不自然だよ・・・。
なぜ有名人を使うんですかね?今回のゲド戦記も岡田君だし・・・
なぜ「本業が声優」な人を起用しないのだろうか。かなり不満です。
いろいろ大人の事情があるんでしょうが、
やはり本業が声優さんじゃない人がやると・・・ヘタクソな場合が多いですよねぇ。
ごくまれにビックリするほど上手い場合もありますが。
で、キスシーンですが・・・やっぱり・・・
ジブリであからさまなキスシーンは嫌なんだよう・・・!!
もっとジブリの男女事情はストイックにお願いしたいですな(笑)
そんなこんなですが、この作品は・・・
たぶん我々が考えるよりも多くのものが詰まっているんだと思います・・・。
観た人が「考える」ってことが大切なんですね。きっと。