2006年08月03日

『耳をすませば』

ジブリレビュー第5弾は、『耳をすませば』です。
この作品は、原作が柊あおいさん、監督が近藤喜文さん、
そして脚本が宮崎駿さんです。

私、この作品大っ好きなんです・・・。大好き大好き。ホントに好き(笑)
しかし「私、“耳をすませば”大好きなの~♪」って言うと、
なぜかよく、意外だって言われるんです。
「えぇっ?!イオちゃん“耳をすませば”好きなのー?いがーい。
ああゆう青春ものって嫌いなのかと思った~。」
って言われることが多いんです(笑)いやいやこれ大好きですよ。
好きすぎて聖蹟桜ヶ丘まで散策に行ったことがあります(笑)
あ、聖蹟桜ヶ丘っていうのは、この作品の舞台になった土地です。
京王線沿線にあります。↓これが散策に行ったときの写真です。

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聖蹟桜ヶ丘・・・すっごくきれいな街ですよ!!
しかも、『耳をすませば』の映画そのまんまの街並みなんです!!
行ったときは感動しましたよ~。駅の雰囲気、まがりくねった道や坂、
小高い丘までちゃんとあるんですよ~♪
しかし・・なんかもっと何もないところなのかと思っていたら、
すごく開けた街でした。タワーレコードとかあってちょっとびっくり。
耳すまファンなら一度行くといいですよ♪

で、作品についてですが、これはもう文句なしの名作です。
かなりコアなファンがたくさんいる作品ですからね。素晴らしい作品ですよ。
バイオリン職人を目指す少年・聖司くんと、小説家志望の少女・雫。
このふたりが織り成す美しくも知的な青春ものがたり・・・。
そして、ただの青春もので終わらないないのがジブリ。さすが宮崎駿さん。
なんていうか・・心理描写が優れていますよね。
脇役を含め、登場人物ひとりひとりが短い時間の中で
うまい具合に丁寧に描かれていて、輝いていますよね。
そして街並みが美しく描かれ、ときおり挿入される
雫やおじいさんの想像・回想シーンがきれい。うっとりします。

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この作品は、ホントに心理描写が上手だと思います。
主人公雫の内面的なの成長が丁寧に美しく、そしてわかりやすく描かれていて、
観ているものの心をわしづかみにする魅力があります。
雫が、初めて書いた小説をおじいさんに読んでもらったあと、
「聖司くんは自分のやりたいことがはっきり決まっていて、
それに向かってどんどん進んでいってしまう。自分は全然ダメで、
どんどん置いていかれてしまう。」というようなことを言って、おじいさんに
泣きつくシーンがありますよね?あそこ、かなり心打たれました。
あの雫ちゃんの焦燥感、ものすごくよくわかります。
そしてどこまでもまっすぐな雫の姿勢に感心しました。
「あぁ・・私ももっとちゃんとしなきゃなぁ」って思わされました。
そしてそのあと雫は、「自分はまだまだ知らないことがたくさんある。
もっともっと勉強しなきゃって思った。だから私高校に行く。
高校に進学してもっと勉強する。」というような決意をします。
これにも心打たれました。「なんとなく高校に行く」とか、
「高校に行くことが当たり前」とか、「みんな行くから。行くのが普通だから」
みたいな理由で進学を決意したのではなく、しっかりと
「知らないことを学ぶために高校へ行く」っていう姿勢がステキです。

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そして・・・聖司くんと雫のさわやかな恋愛も・・・憧れるねぇ~笑。
ピュアですてき・・・。いいなぁ~アタイもこんな青春したかったな~(真剣)
最後、聖司くんが雫に「俺と・・結婚してくれ!!」って言いますよね?
あそこ、「おいおい・・突っ走りすぎだろ聖司くん・・笑!!
中学生でプロポーズとかありえね~笑!!」って思いましたが、
私の目にはさわやかな感動の涙が・・・(笑)

純情な少年と少女の恋愛ものがたりであると同時に、
友情や家族愛?も描かれており、さらに思春期の心の葛藤と成長と
を見事に描きあげたこの作品は、本当に素晴らしい作品だと思います!!
posted by イオ at 07:41| Comment(0) | TrackBack(0) | スタジオジブリ関連 | 更新情報をチェックする
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