2006年08月06日

『火垂るの墓』

今日はヒロシマ原爆の日ですね。
というわけで、ジブリレビュー第8弾は『火垂るの墓』です。
野坂昭如さん原作の小説を、高畑勲さんが監督した作品です。

・・・これはもう泣くね。泣く泣く。
「なんで蛍すぐ死んでしまうんー?」
っていう節子のセリフが実に心に響きます。涙をさそうね。
戦争孤児になった清太と節子。ふたりは親戚のおばさんに邪険にされ、
自分たちだけで生活を始める・・・が、やはり無理が多い・・・
・・・そして物語は悲劇へと突き進む・・・泣。
戦争の悲惨さとむなしさを描きあげた高畑勲監督の代表作ですね。

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この作品は、アニメーションとかいう枠を超えていると思います。
昭和20年代の日本の生活の様子が丁寧に丁寧につくられ、
克明に描写されています。食事風景のご飯粒のひとつひとつにも
スゴイこだわりが感じられます。
去年でしたっけ?なんか日テレでドラマ化されましたが、イマイチでしたね。
節子と清太ははまり役でしたが、なんでアニメでこんなに完成度が高いものを
わざわざドラマ化するのか理解できなかったなぁ。

で、戦争についてですがね・・・なんかほんとむなしいね。
今もイスラエルとレバノンがなんだとかで、ドンパチやっているようですが、
もーやめろよってかんじですよね。子どもがたくさん死んでるのに。
そして・・・ヒロシマは今年で61年目ですか。
・・・・ヒロシマ・ナガサキの原爆については昔から興味があって、
漫画『はだしのゲン』とかよく読んでいました。
今でも被爆者の方とかが出演しているドキュメンタリーなどが放送
されていると、よくみます。
原爆を扱ったドラマとかも、放送されていると絶対みますね。
すごいよなぁ・・・原爆って。ありえないですよねぇ・・・。

そして最近、ビックリした出来事があります。
高校のときに、長崎に修学旅行に行った際、原爆資料館のようなところに
連れて行かされたんです。そこで、背中が剥がれ落ちた少年の
写真がパネルで展示されていたんです。真っ赤な背中で、肉がボロボロ。
骨まで見えていました。たぶん、原爆関連の写真のなかでも、
かなり有名な写真です。
で、去年、たまたま夜中に放送されていた原爆に関する
ドキュメンタリー番組を何気なくみていたんですよ。
そうしたら・・・なんと・・・
あの「背中が剥がれ落ちた少年」が・・・ご存命だったことを知りました!!
今はもちろん御老体の身でらっしゃいましたが、ビックリしました。
あの写真は、もう「死体の写真」だと思っていたからです。
あの状態で生きのびて、今も生きているっていうのにすごく驚きました。
今でも何回も手術とかして治療しているそうです。
背中を下に出来ないから、ずっとうつ伏せで生活する羽目になり、
お腹のあたりが肉がただれるぐらい
床ずれしてしまったこともあった・・・と話されていました。
これはなんだか、個人的にかなり衝撃的でした。
夜中にテレビをみてひとりで衝撃を受けてましたよワタシ。

とにかくね、もう戦争とかやめたほうがいいよ。
でも絶対無理なんだろうなって思います。
なので、第3次世界大戦が起こって、全面核戦争になって、
人間なんてさっさと滅びればいいよ。何もかもリセットするんだよ。
そして人間は全滅し、地球は長い年月をかけて浄化され、
新しく生まれてくる生命体たちにこの世界を譲ろう。もうそれしかない。
人間なんてどーせロクなことしないんだから。

・・・なーんて危険思想を考えてしまう今日この頃です。

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posted by イオ at 08:20| Comment(0) | TrackBack(0) | スタジオジブリ関連 | 更新情報をチェックする
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