2015年04月15日

昭和の指輪の資料

先日書いた長ったらしい記事についてですが、
個人的に資料をまとめておきたいと思い、
画像を色々載せておこうと思います。

まず、文献ですが、『日本装身具史-ジュエリーとアクセサリーの歩み-』(美術出版社)
という本を時代考証の参考にしました。
この本は、日本のジュエリーの歴史を語るうえでとっても重要かつわかりやすい本です。

あんまり本の中身とかを載せちゃいけないんだろうけど、、ちょっとだけ。。

IMG_4627.JPG
これは明治期の伝統を受け継ぐ大正~昭和初期のものだそうです。
職人芸が感じられますね。

戦前の指輪広告.jpg
ちなみにこれは以前書いた記事に載せた80年ほど前の雑誌広告です。
戦前のデザインはやはり細かい彫りなどによるものが多かったっぽいですね。

IMG_4630.JPG
↑これは、1920年前後~戦前あたりの指輪だそうです。
一番上の指輪は、石のセッティングに「ねじ梅」という優雅な留め方を用いたものだそうです。
上からダイヤ、パール、合成ルビー、アメジスト、オパールだそうです。
地金は18金を用いることが多かったと書かれています。
やはり戦後のものとは違って、丁寧な作りになっているように感じます。

華宵のおしゃれ教室指輪広告.JPG
↑ちなみにこれは『華宵のおしゃれ教室』に掲載されている指輪の広告です。
右は大正15年(1926年)もので、左は昭和6年(1931年)のものと書いてあります。
当時の女学生(裕福でハイソサエティーな10代後半女子)は指輪にとても憧れていて
親にねだって買ってもらったとかなんとか書いてあります。
おそらく買ってもらえたのは18金+合成ルビーなどの、
指輪のランク的には比較的安価なものだったのではないのかな…と思います。

IMG_4631.JPG
そして戦争があり、戦後になり、
進駐軍の米兵が祖国へお土産として買ってゆくために真珠の指輪がよく作られたそうです。
日本の養殖真珠は質が良いですから人気だったんでしょうね。

IMG_4623.JPG
↑そしてこれが戦後の指輪ブーム(1950年代後半~1960年代頃)の品々です。
私がさんざん千本透かしがどうとか騒いでいるのがこの時代の指輪です。
この写真のものはどれも18金などを用いて作られていますから、
この類の中では上質な指輪に分類されますね。

IMG_4625.JPG
↑この写真の左の指輪に施されている、抜けた永久歯のような透かし模様は、
「王冠透かし」というそうです。へ~初めて知った。
ちなみに右が千本透かしです。

うむ。
こうやって見てみるとやはり指輪の歴史は面白いですね。
指輪だけでなく装飾品の歴史って面白い。

突き詰めて考えると、なんで人はキンキラキンしたものを身に着けるのか、
なぜ人は装うのか…というところまで考えが膨らんでいきます。

不思議。
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失礼致しました。
Posted by つねさん at 2015年04月29日 16:04
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