2016年07月28日

昭和初期の女学生をモチーフにした妙な漫画<1>

昭和初期女学生まんがpage1.jpg

以前チラッと構想を載せていた…例の漫画ですが、描きはじめてみました。

昭和7年(1932年)を舞台にしました。
ミッション系の高等女学校で、主人公は16歳くらい、
お姉さまは17歳くらい…という設定です。
(左下のコマの主人公の後ろに居るのはただのモブキャラで、お姉さまではありません)

なるべく当時の雰囲気を事実に基づいて再現したいので、
当時の女学生の資料を色々と調べたうえで描いていこうと思っています。

ちなみに、以前の記事でも触れましたが、
セーラー服の腰あたりにあるのは、ベルトです。

東京女子高等師範附属高等女学校(現在のお茶の水女子)と言えば有名なのが
<校章付きベルト>です。明治39年(1906年)に制定されて以来、
同校のシンボルとして愛用されてきました。
天下の東京女高師附属高女の校章付きベルトは地方の女学生の憧れもかきたて、
真似をする学校が続出しました。今では廃れてしまった女学生風俗ですが、
校章付きベルトをセーラー服やブレザーの上から締めることは、
女学生としてのプライドを誇示するものであったようです。
(『女學生手帖』p81より引用)

…だそうです。このベルトを描くことによって、
グッと「当時感」が出る…と勝手に思っております。

ちなみに…当時の高等女学校は、都市部では5年制が主流だったらしく、
現在の年齢で12~16歳もしくは17歳の女子が通っていたそうです。
当時の高等女学校とは、例えるならば「中高一貫教育の超難関お嬢様女子高」と言った感じで、
成績優秀かつ経済的にも環境的にも恵まれた女子しか行くことができませんでした。
(参考:『女學生手帖』p19)

ちなみに、当時の女学生の髪型は、低学年は断髪が多く、
高学年になるほど嫁入りを意識して伸ばし始めるそうです。
なので、16歳という設定にするならば
この主人公もロングヘアでないといけないような気がしますが…
まぁ、そこをあえて断髪にしている…という、
ちょっと変わっている少女ということにします(無理やり)。
前髪作るかどうかもかなり迷いました。資料を見ていても、前髪パッツンは
低学年の子の髪型のようで、高学年ではあまり居なかったようです。
でもまぁ、そこをあえて…パッツンにしました。
当時も個性的な子は居たでしょうから、史実的にそこまであり得ないことではないと思いますので。

チンタラチンタラ超亀ペースで描いていきたいと思います。

☆次のページは⇒こちら



★★ランキング参加しています★★
よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 オリジナル漫画


にほんブログ村
トラコミュ
マンガ制作中!


posted by イオ at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 自作漫画 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
> 以前チラッと構想を載せていた…例の漫画

コチラ↓

http://cross-rose.seesaa.net/article/386699230.html

…でせうか? ^^
Posted by 柏木 at 2016年07月29日 08:05
柏木さま>
それです…(笑)
昔の絵は恥ずかしいっす(>_<)

あんまり面白い物語は思い付かないのですが、
当時の雰囲気だけでも描ければと思います。
Posted by イオ at 2016年07月29日 19:54
素朴な女学生と吸血鬼との「交流」 という点に、かなり惹かれました。

「交流」のあり方については、イオさまのイメージと私のそれとでは多少の違いはあると存じますが、
ふつうのノリであれば「殺害ないし捕食目的での吸血」⇒「対決」・「相克」みたいな展開になるところ、
吸う側と吸われる側との間である程度のコミュニケーションが成立する余地を想定しておられるような気がします。

はてさて、どのようなお話になりますやら。楽しみです。
急かしたりするような無粋なことはいたしませんので、どうぞ楽しんで構想を練ってくださいませ。
(^_-)-☆
Posted by 柏木 at 2016年07月31日 01:10
柏木さま>
私のなかの吸血鬼のイメージって、なんというか…
『ポーの一族』とか『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のような
「永遠の時を生きる者の苦悩」みたいな雰囲気?なんですよね。

吸う側と吸われる側が妖しげな関係になるのが好きです。

まぁ、発想力が貧困なのでたいした展開はないです。
ヴァンパイアがどうこうというよりも、
「昭和初期の女の子の雰囲気が描きたい」という意志の方が強いです(笑)

(*´ω`*)
Posted by イオ at 2016年07月31日 17:07
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック