2017年02月03日

オリジナル漫画「永遠なる乙女たち」第2幕<18>

昭和初期女学生まんが_第2話page18.jpg
昭和初期女学生漫画の第2幕18ページ目です。前回は⇒こちら
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上段左のお姉さまの「ご免して頂戴(ごめんしてちょうだい)」というセリフですけど、
『女學生手帖』の40ページに、当時の女学生同士で行われていた
手紙のやり取りのための美しい例文集が載っていて、そこで用いられていた言い回しです。

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御免して頂戴
吉子さん。仲直りしなくって?
やっぱし貴女が居なくちゃあたし、
淋しくてやりきれないわ。
今迄の事御免して頂戴ね。
……以下略
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優雅ですよね~~~!!「ご免して頂戴」って萌える言い回しだと思いませんか。
とても気に入ったのでお姉さまのセリフに用いました。

当時の女学生にとってお手紙は欠かせないアイテムだったみたいで、
友達同士、エス同士…などで頻繁にやり取りをしていたようです。
手紙と言っても郵便で出す手紙ではなく、
相手の靴箱に隠すようにして渡すのが主流だったようです。

女子ってこういうコマゴマした秘密めいたやり取りが好きですよね…。
私が学生の時も…もうケータイメールが普及していたのにもかかわらず、
たわいもないことを紙切れに書いて折り紙みたいに折って友達に渡したりしてました。

今はラインとかが普及していますけど…
それでも手紙のやり取りをやる人はいるのかな?すっかり廃れたのかな?
若者や子供と接する機会が全くないからわかりません(苦笑)


★☆『永遠なる乙女たち』第一幕(全23ページ)のまとめは⇒こちら☆★

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posted by イオ at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 自作漫画 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わたしもこの言い回しがとても好きです。
今まで知らなかった言葉遣いでしたが、響き方もとても綺麗で素敵ですね。
お姉様によくお似合いです。

手紙はわたしが学生の頃にも流行りましたが、やはり特別感がメールとは違って好きでした。

お姉様と瑛子さんもお手紙をやり取りしていたのかな、なんて考えるとちょっとドキドキしますね。
Posted by セバ at 2017年02月03日 21:07
セバ様>
この言葉遣いの良さをわかって頂けて嬉しいです~♪
優雅でなんだか艶っぽく、
それでいてどこか砕けている雰囲気が素敵ですよね。

やっぱりメールとは違ったトキメキが手紙にはありますよね。
最近は電子化の反動なのか、レコードが流行ったり、
万年筆やガラスペンの需要が増えたりしているみたいなので、
手紙もまた流行ったりしているのかもしれませんね。

お姉さまと瑛子さんも、きっと手紙のやりとりをしてるはずです…フフフ。
Posted by イオ at 2017年02月04日 14:01
ええ、本当に。
頂戴ね、の辺りも女性らしくて大変美しかったです。
イオさんの作品はそういったところも読んでいてとても心地よいですね。

レコードまで流行っていたんですか。
それは初耳でしたね。
わたしは懐古趣味なもので、そういったものが増えてくれるのはありがたいことです。
万年筆で一文字一文字を丁寧に便箋に書くような時間を想うと、やっぱり手紙にはこの先も健在でいてもらいたいと思います。

あの二人が手紙のやり取りをしているというだけでどこか耽美で素敵ですね。
Posted by セバ at 2017年02月06日 20:03
このシリーズが始まるころにコメントして以来、ずっとごぶさたでごめんなさい。
じつはずうっと読んでいたのですが、このところ目が回るほど忙しく、そんな時間を縫っての訪問だったこともあり、なかなか感想を書き込めませんでした。

> 御免して頂戴
「御免して頂戴ね」で、憶えていました。
そんな言い回し、いったいどこで覚えたのかは、もう記憶の彼方ですが。
戦前の女学生の言葉遣いは、優雅でいいですよね。
彼女たちの言葉遣いで真っ先に思い浮かぶのは、
「アラ、よくってよ」
です。
いまでも知られている、比較的ポピュラーな女学生言葉ですが、
モガが銀座の街なかを闊歩していた大正時代、婚前交渉にも積極的だった一部の乙女たちのあいだでは、「アラ、よくってよ病」が流行ったとか。
好奇心に知識が伴わないがゆえに、相手の男性に伝染されてしまったという、笑えない話題だったとのよし。
これもいつ覚えたのか記憶の彼方の話題ですが、ググっても出てこないところをみると、今では忘れかけられたねたなのかもしれません。
Posted by 柏木 at 2017年02月08日 08:56
セバ様>
読んでいて心地よいだなんて言って頂けて嬉しいです(^-^)

レコードの生産がめちゃくちゃ増えているらしいですよ。
ダウンロード化の反動?みたいです。
やはり現物で残したい…というファンが増えているんだとか。

やはりなんでもかんでも電子化すれば良いと言うわけではないですね。
秘めやかなお手紙文化も廃れずに残って欲しいものです。
Posted by イオ at 2017年02月08日 14:04
柏木様>
お久しぶりです~コメントありがとうございます。

戦前の女性言葉はホントに萌えますね。
吉屋信子氏の少女小説なんか読んでいると、
言葉遣いだけで、なんだか優雅な世界に酔ってしまいます。
当時はみんなこんな言葉を話してたんですかね?
やはり中産階級以上の奥様やお嬢さんの言葉遣いだったんでしょうね。
都内なら山の手言葉というか…
検索したらこんなページが出てきました…(笑)
http://osito.jp/minkana/yamanote.html

田舎の農家の娘がこんな言葉遣いしているとは思えませんので…。
私の亡き祖母は農家の娘でしたが、
方言が入っているうえ自分のことを「オラ」って言ってたし…(笑)

当時のモガは確かに軽く見られた?風潮があったようですね。
性知識なんてほぼ無いようなものだったろうに…可哀想に(>_<)
Posted by イオ at 2017年02月08日 14:16
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