2006年11月08日

『気狂いピエロ』

今日はちょっと知的(?)に、ゴダールの作品をご紹介・・・。
といっても、あんまりゴダールとかに詳しくないのですが、
この『気狂いピエロ』は有名ですよね。

1965年フランスの作品で、監督はジャン・リュック・ゴダール。
主演はアンナ・カリーナと、ジャン・ポール・ベルモンド。

ストーリーは・・・フェルナンディは、昔の恋人マリアンヌと再会するが、
殺人事件に巻き込まれ、2人で南フランスへと逃走する。
そんなこんなで繰り広げられる、ビビッドで知的な、
でも俗っぽいゴダール独特な世界観が広がってゆきます。
最後の自爆シーンは有名ですねv

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この作品は、映画史に残る作品ですよね。ってか、映画とかを勉強する
人は、必ず観る作品だと思います。
アレですよ。「ヌーヴェル・ヴァーグ」っていう映画史の流れの中の名作です。
古典的ハリウッド作品と対をなすヌーヴェル・ヴァーグ・・・
ゴダールはその巨匠です。

この『気狂いピエロ』は、なんてゆーか・・・そうゆう映画史の流れとか
をわかっている人が観るのと、わかっていない人が観るのとでは、
かなりその印象が・・・違うんじゃないかなー。
私も正直この映画を観たのはずいぶん前なので、
ヌーヴェル・ヴァーグとか全然知らないで観た人です。
正直な感想は、
「・・・なんかワケわかんないけど・・・オシャレでカッコイイー!!」
でした(笑)うん。とにかく色彩があざやかで、知的な文学的・芸術的セリフ
が随所にちりばめられているんです。

この映画には、かなり効果的にランボーの詩が使われています。
アルチュール・ランボーの「永遠」という詩です。

ビビッドな海の青とランボーの詩が・・・なんと美しいことか。

この映画は、本当に色々なものを多義的に含んだ映画だと思います。
様々なことを学んでから観るもよし、何も知らず直感で観るもよし。

この映画は、人生を教えてくれるような気がします。
不条理で、どうにもならない人生のカラッとした哀しみを感じますよ。

・・・夏のけだるい昼に観るのをオススメします(笑)
いや、映画の雰囲気的テンション的に、なんとなくそう思った。
posted by イオ at 08:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする

2006年11月06日

『ボーイズ・ドント・クライ』

さて、今日は『ボーイズ・ドント・クライ』という映画をご紹介しますv
1999年アメリカの作品で、監督はキンバリー・ピアース。
主演はヒラリー・スワンク、クロエ・セヴィニー、
ピーター・サースガードなどなど。

1993年年、ネブラスカ州リンカーンが舞台です。
20歳になるブランドンは少年の格好をし、街へ向かう・・・。
そして地元のバーでラナと出会い恋に落ちる。
しかし、ある事件がもとでブランドンの“秘密”が明るみになったとき、
むごい悲劇が始まってしまう。実際に起こった事件を基に映画化されています。
この映画はヒラリー・スワンクが性同一性障害の主人公を見事に演じて、
アカデミー主演女優賞を受賞した作品です。

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この作品は、とっても心に残る作品です。
なんていうか、もう・・・すごく哀しいです。悲劇です。
こんなひどい事件が実際にあったなんて信じられない。
ブランドンは、女だけど心は男な性同一性障害なんですね。
この難しい役柄をヒラリー・スワンクがものすごく上手に演じています。
もう、外見が少年に見えるし、熱演っぷりにも心打たれます。

それにしてもなんかもう、ブランドンとラナの周りをとりまく
環境がひどすぎるんですよ。この地域の人間は、同性愛などを断罪する
ような雰囲気を持っていて、さらに、ブランドンとラナの共通の友達
だったはずの男どもが・・・何もかもを最後に壊すんです・・・。

もうやりきれないお話です。重いです。
この非道な男たちが本当に許せない・・・実在した人物だと思うと、
なんだかもうひどすぎて涙も出てこないくらいですよ。

とにかく悲劇で重たいやりきれないお話ですが、
絶対、心に残る作品です。
posted by イオ at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする

2006年10月28日

ジョニー・デップとディカプリオの共演作『ギルバート・グレイプ』

『ギルバート・グレイプ』という映画を観ました。
1993年アメリカの作品で、監督はラッセ・ハルストレム。
主演はジョニー・デップ、ジュリエット・ルイス、
メアリー・スティーンバージェン、レオナルド・ディカプリオなど。

アイオワ州エンドーラが舞台で、生まれてから24年、
この退屈な町を出たことがない青年ギルバート(ジョニデ)は、
知的障害を持つ弟アーニー(ディカプリオ)や、
過食症を病む250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見ている。
毎日を生きるだけで精一杯のギルバートの前に、
ある日トレーラー・ハウスで祖母と旅を続ける少女ベッキーが現れる。
ベッキーの出現によりギルバートや周辺の人々の心に変化が訪れる・・・。

ディープだけど爽やかな風が吹き通るヒューマン・ドラマです。

この映画では、ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオが
共演しています!この組み合わせって意外じゃありませんか??
自分的にはかなり意外だったんですけど・・・。
なのでこの2人の共演っぷりが観てみたくってDVD借りましたv

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当たり前ですが、2人とも若い・・・(笑)
でも2人ともかなり演技がお上手・・ってか、熱演しています。
ディカプリオって、やっぱりなんだかんだ言っても演技派なんですね。
知的障害のある少年役を好演していましたヨ。
ジョニー・デップは相変わらずステキですね。
映画によって色々なコスプレやキャラクターを演じているジョニデは、
この映画では悩める田舎青年をこれまた好演しています。
ちなみに長髪がイイ感じでしたvvステキですv
ジョニデとディカプリオのやりとりはけっこう激しいです。
いろんな意味で観ごたえがありましたv

ストーリーもなかなか心に染みる物語でしたよ。
ちょっと考えさせられました。イロイロと。
最後に家が燃え上がるんですが、このシーンがとっても印象的で
すばらしいと思いましたよ・・・。ウン。

posted by イオ at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする