2006年07月25日

『シェルブールの雨傘』

昨日の映画とはうって変わって、お上品?な映画のご紹介です。
『シェルブールの雨傘』1963年フランスの作品。
監督は『ロシュフォールの恋人たち』のジャック・ドゥミ。
主演カトリーヌ・ド・ヌーヴ、ニーノ・カステルヌオーボ。

シェルブールの片隅で結婚を誓い合った若いカップル・・・。
しかし戦争がふたりの仲を引き裂いてしまう。
そして、ふたりは別々の人生を別のパートナーと歩むことになる・・・。
数年後、ふたりはガソリンスタンドで再会するが・・・。
哀しいラストシーン・・・
雨降るシェルブールがなんともいえない愁いを醸し出し、
カトリーヌ・ド・ヌーヴの哀愁に満ちた美貌が涙を誘う・・・。

うん。この作品を一言で表すなら「哀愁」ですね。
でもって、この作品は、ことごとく・・・全・部・歌!!です。
普通のセリフはひとつも無いです。ぜーんぶ歌です。
さすがに途中眠たくなってきたりもしましたが、やはり名作だと思います。
音楽が素敵ですし、登場人物の歌の掛け合いがきれい。

特に好きなのが、17歳の娘役のカトリーヌ・ド・ヌーヴの若く未熟な雰囲気と、
その母親とのセリフ(歌)のやりとりが深いですね・・・。
暴走する17歳と、それをとどめようとする冷静な母親・・・。
なんだか人生を感じました。うん。

そして・・・ラストシーン・・・良いですね!!
すんごく切なく、心に残るラストでした。

・・・でもね・・・でもね・・・、
私は『ロシュフォールの恋人たち』のほうが好きです(笑)

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posted by イオ at 19:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ミュージカル映画 | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

『ロシュフォールの恋人たち』

しつこくミュージカル映画のレビューが続きます♪♪
今日はジャック・ドゥミ監督の名作『ロシュフォールの恋人たち』です。
1966年フランスの作品。
主演カトリーヌ・ドヌーヴ、フランソワーズ・ドルレアック。
特別出演?でジョージ・チャキリスとジーン・ケリーが出てます。

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ん~いいですね。こういうミュージカル映画も好きです。
フランス西南部の美しい海辺の町ロシュフォール。この町に暮らす
美しい双子の姉妹と、その母親のそれぞれの恋模様を描いた作品です。
ミュージカルと言うよりは、もうオペレッタに近いです。
いつでも歌って踊っているかんじなんです(笑)
なのでミュージカル映画嫌いの方には耐えられない作品間違いナシ(笑)

MGM黄金期のミュージカル映画とは違った良さがあって好きです。
素朴で自然な感じネ。美しい街角・・・そしてそこを行き交う人々が
軽快にに歌っておどりだす・・・みたいなね♪♪

ちなみに、双子の姉妹役のカトリーヌ・ドヌーヴと
フランソワーズ・ドルレアックは本当の姉妹です。
そして、フランソワーズ・ドルレアックは67年に事故死してしまいました。
悲しいですね・・。生きていれば、カトリーヌ・ドヌーヴと一緒に、
その後の映画界を華やかに彩ってくれただろうに。

で、男性陣に関してですが・・・
ジョージ・チャキリスはやっぱり踊りが上手ですねー。
私はダンスとかに関してはド素人ですが、素人目でもわかります。
でもって、特別出演のジーン・ケリーが作品全体に明るさを与えていますねぇ(笑)

音楽に関しては、もう文句なし!!!
どのナンバーもとっってもす・て・き!
フランスっぽい美しく軽快なメロディに思わず心弾みます。
「♪♪ミファソラ~ミレ・レミファソ・ソ・ソ・レド♪♪」
っていう旋律はもう有名ですね。たしかなにかのCMに使われていた曲です。
この映画を知らない人でも、この旋律はきっと知っているはずです。
このほかのナンバーもほんとに良いですよ~♪
こういった映画を観ると、
「ああやっぱフランス語ってキレイだなぁ・・・」と思いますねぇ。
日本語もキレイだけどね。うん。
日本語はフランス語に負けないくらい美しい言語だと思ってます。
で、フランス語やっている方とかはこの映画を観て歌覚えるといいよ。
サントラとかあるのかなぁ・・?あるなら私欲しいわぁ。
でもね、実はこの映画、歌の部分のほとんどが吹き替えなんです。
ジーン・ケリーとかに至っては、フランス語しゃべれないから、
全部吹き替えらしい。たしかそうだったような気がします。

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↑ちなみに、双子の姉妹が町のフェスティバルで歌って踊るこのシーンは、
『紳士は金髪がお好き』の、マリリン・モンローとジェーン・ラッセルが
映画の冒頭部分で真っ赤なドレスを着て、歌って踊るシーンのパクリ
・・もとい、オマージュだそうです。

ミュージカル映画好きの方、フランス映画好きの方なんかは
是非観てみるといいですよ~♪♪






posted by イオ at 20:27| Comment(2) | TrackBack(0) | ミュージカル映画 | 更新情報をチェックする

2006年07月02日

『ムーラン・ルージュ』

またミュージカル映画です。
『ムーラン・ルージュ』これは2001年ですから最近の作品ですね。
っていっても5年前か・・・月日がたつのって早い・・・。
アメリカの作品。監督バズ・ラーマン。
主演ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガーなどなど。

19世紀末のパリ、ナイトクラブ“ムーラン・ルージュ”には
毎晩大勢の男女が集まった。しかし、経営状態は火の車で、店のオーナー
はナンバー1の踊り子サティーン(ニコール・キッドマン)を餌に、
資産家の公爵からショウの資金を引き出そうとする。
で、そのナンバー1の踊り子に惚れてしまった
貧乏作家の青年(ユアン・マクレガー)との間で繰り広げられる
愛と哀しみとお笑いの物語です。

うん。この映画好きです。
現代風なミュージカル映画ですね。笑いあり涙あり。
現代においてかなり制作費と手間ひまをかけた大作ですな。
これだけのものをつくるのは大変だったろうな・・・と
観ていてひしひしと伝わってくる作品です。

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しかしこの映画、かなり物語の前半と後半にギャップがあるよな・・・。
物語の前半はコメディ色がかなり強いのに、
後半になると、一気にシリアスになって、悲劇へと突き進む・・・
このギャップは・・・許されるのか?!
・・・まぁ、これはこれでおもしろいですけれどね(笑)

それにしても、ニコール・キッドマンがキレイですね。
スタイル良すぎ。身長179センチもあるらしいですよ。

この映画はミュージカルナンバーを、オリジナルではなく、
モンローとか、マドンナとかの歌とかをアレンジして使っているシーンが
多いですね。いいですね。かなり楽しかったです。
モンローが『紳士は金髪がお好き』で歌っていた
「ダイヤモンドは女の子のベストフレンド」という曲を
二コール・キッドマンがこの映画で歌っていることは有名ですよね。

そうそう。悪役の公爵がすごく好きです(笑)
かなり素敵な公爵さまです(笑)個人的にすごくツボでした。

それにしても・・・悲劇で終わるのはけっこう泣けますね。
そのとき愛している人の腕の中で死ねるってすごい幸福ですよね。
そんなことを思わせてくれる映画です・・・フッ。

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posted by イオ at 18:13| Comment(2) | TrackBack(0) | ミュージカル映画 | 更新情報をチェックする