2009年08月16日

ルネ・ラルーの世界観

ファンタスティック・プラネット3.jpg ファンタスティック・プラネット.jpg ファンタスティック・プラネット2.jpg


ルネ・ラルーという芸術家のアニメーション作品を、最近はじめて観ました。

まず代表作『ファンタスティック・プラネット』(1973年)についてですが、
とにかく衝撃的で、感銘を受けました・・・!!
なんという自由かつ奇抜で美しい退廃的なイメージ・・・!!
シュールレアリズムの世界にアニメという命を吹き込み、
SF的世界観と寓話をミックスさせた感じですね・・・!


youtubeで日本語字幕付きが見当たらなかったので・・・Englishで。。


ニコニコ動画には日本語字幕がついているのがあります。
アカウントもっている方は是非どうぞ~。

色鉛筆で描いたようなタッチと、絶妙な色彩が本当に秀逸です。
今から36年も昔に制作された作品とは思えない・・・いや・・・
ある意味36年前だからこそ生まれた作品なのかな、と思います。
当時の未来観や一種の流行のイメージ観等が
色濃く反映されているように思います。

最近の超ハイレベルCG技術で、
こういった世界観を発展させたようなアニメーション映画とか
制作されたら面白そうですよね・・・。
でも最近はそういった純粋な芸術(?)って、
発表してもなかなか公には取りあげられなさそう・・・。

今って、個人レベルで制作したアートアニメや絵などを
youtubeをはじめ、ネットで配信したりして全世界に発表できます。
そうやって個々人の持つ個性的かつ様々な世界観を
色々な手段で世に発表できる世の中ではあります。

でも逆に、色んなものがあふれすぎて、秀逸した目玉作品や、
世間の注目を集めるよう問題作がなかなか生まれない・・・という、
ある意味、不毛の時代なのかもしれない・・・なんて思うときがあります。
もしくは、あふれすぎたアート作品たちに
優れた作品が埋まってしまって発掘されずにいるとか・・・。

そう考えると、ルネ・ラルーは1973年という時代だからこそ、
こういった作品を完成させ、世に出せて、評価されたのかな・・・と思います。

なんて、わたしが偉そうに言えた義理ではありませんが・・・。。


↑ちなみにこの作品は、『Les Escargots(かたつむり)』という作品です。
これは字幕がなくてもわかります。おもしろい作品です。


そのほかの作品もyoutube等で配信されているようですので、
興味のある方は、是非ルネ・ラルーの世界に浸ってみてください(^^)

posted by イオ at 17:04
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